お話を伺ったのは
大原看護専門学校
1902年創立。大原綜合病院・大原医療センターを中心にした「病院併設型」の専門学校。創立120年を越える歴史をもちながら、ICT教育も積極的に推進しており、人を大切にすることと看護を関連付けて考えられる看護師の育成を目指す。「カスタマーサクセス看護」を使い始めた2021年度、第111回看護師国試では合格率100%を達成。
2022年度3年生担当 佐々木先生
2022年度3年生担当 目黒先生
佐々木
先生
本校で「カスタマーサクセス看護」導入を決めたのには、5つの理由があります。
①授業等で使っている『レビューブック』『クエスチョン・バンク』『病気がみえる』などメディックメディア書籍と一緒に使える
②実習から国試まで学習内容をオンラインで一元管理でき、見返しやすい
③最近の学生は、紙よりもアプリやYouTubeなどスマホでの学習に慣れている
④通学時間や実習の空き時間など、隙間時間をうまく使って勉強してほしい
⑤他社サービスと比較して、トライアル期間が長くサービス導入の成果を感じやすい
佐々木
先生
実習と国試の2つは強く結びついているのですが、学生はどうしても「実習は実習、国試は国試」と別々に考えてしまいがちです。そこで、実習中にその領域の予習・復習として「カスタマーサクセス看護」で過去問を出題したところ、「今の勉強が国家試験に繋がるのだな」と学生に意識させることができました。
また、「カスタマーサクセス看護」導入以前は、国試対策を学生に任せており、勉強方法や進み具合、困りごとが把握しづらかったです。しかし今では進捗や正答率などが可視化され、個別に声掛けすることが可能になりました。学生も、学年内での自分の立ち位置や苦手領域を早めに自覚できるようになったようです。
目黒先生
意識の高い学生は、実習中でも自主的に「10分テスト」を開いていました。また「10分テスト」を3周期に設定してから、進捗が良かった学生は成績が着実に上がり、模試の結果にも反映されていたため、それを良い例としてほかの学生にも声掛けしていました。
佐々木
先生
3年生全員に、12月から2月の国試直前まで「先生のテスト」で必修問題を毎朝配信しました。さらに一部の学生には、希望する科目・問題数を追加配信していました。このように自主的にやれる学生はどんどん進んでいけるし、そうでない層にも個々に対応できる点が魅力だと感じています。
佐々木
先生
メディックメディアの担当者が8月・1月と2度「個別サクセス※」のWeb面談で、本校の分析と学生へのアドバイスをしてくれました。要学習支援学生への具体的な指導をまとめたアドバイスシートを頂いたうえに、教員の悩みに答えてもらいました。
具体的には、模試を解く際、問題に「◎○△×」と細かくメモしておけば弱い分野を把握できると教えていただき、早速取り入れました。学生もそれが身に付いたようで「先生、◎の数が増えました!」という反応がありました。成果が視覚化できて自信に繋がったのでしょう。
毎年国試対策の悩みは尽きませんが、忙しい時期にほかの学校さんと相談や情報交換をする余裕はありません。そのため、このように客観的なアドバイスをもらえる機会は有益でした。
※メディックメディア注
個別サクセスとは、「カスタマーサクセス看護」契約校限定のサービスです。「メディックメディア模試」の受験・採点後、弊社分析部で要学習支援者を抽出し、模試の復習状況や『なぜ?どうして?』「10分テスト」進捗率などを分析します。その結果を基に、契約校の先生と要学習支援者の学習状況や特徴などについて、ご相談します。後日、学生一人ひとりの特性に合った学習コンテンツをカスタマイズした「アドバイスシート」を作成し、お渡しいたします。
佐々木
先生
本校では3年次に、メディックメディアの「240問模試」を3回、「必修模試」を1回受験させています。受験後は、空きコマを使って「カスタマーサクセス看護」上で復習する時間を設けています。Web上での復習に切り替えてから取り組む学生が8割を超えたこと、そして国試前はスピード命なのですが、結果の返却が1週間弱とかなり早いこと、この2点がメディックメディア模試を採用する理由です。
佐々木
先生
3年生に実施したアンケートでは、後輩に向けて「実習中はカスタマーサクセス看護を使って勉強してほしい!」という意見がみられ、学生にも浸透していることを感じました。
大学や専門学校など学種は関係なくどの学校でも活用できると思います。教員の業務も効率化でき、その分学生への働きかけに時間を割けるようになりました。昔の労力を考えると、導入前にはもう戻れません。
小林さん
スマホ1つあればいいので荷物がかさばらず、図書館やカフェなどどこでもできるのが便利でした。LINE通知で「先生のテスト」が届くので、それを朝や夜寝る前に解いていました。
私は勉強が正直得意ではないのですが、このように毎日少しずつ取り組むことでモチベーションを維持できた点が、自分に合っていたと思います。
佐藤さん
私はメディックメディア模試受験後に「Web復習機能」を使い、正答率が高いにもかかわらず間違えた問題を中心に見直していました。スマホでの学習は気分転換になりました。
佐藤さん
国試直前の1月からは、先生が必修問題のみを集めたテストを配信してくれていました。私は模試の必修問題がずっと30点台で焦っていたこともあり、それだけは毎日欠かさず取り組むようにしていました。先生と日々復習を進めた成果もあって、徐々に必修問題を「みたことあるな」と感じるようになり、国試では無事44点を獲得しました。
小林さん
テストを解いた後は、自分で調べてまとめたり先生と一緒に復習したりしていました。ただ解くだけでなく、「どうして間違えたか?」と先生と話し合ってアウトプットすることで自分の疑問点を明確にし、理解につなげられたと思います。
佐藤さん
勉強が苦手な方におすすめしたいのは、難しく考えすぎないこと。気分転換や休憩がてらスマホで「カスタマーサクセス看護」を開いてみると、案外気軽に取り組めるはずです。
実習で患者さんを受け持つことで得る経験や疾患の知識は、長期的な記憶となり、きっと国試にも活きてきます。ぜひ「カスタマーサクセス看護」や「QBアプリ」で知識をつけて実習に臨んでください。
小林さん
勉強のやる気が出ない日もあるかもしれません。でも、何もやらないのではなく少しずつでも進めれば必ず自分のためになります。一日5分だけでもいいので、取り組めるように頑張ってください。
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